養護学校

2014年03月21日

養護学校……
「それって何?」という人がいました。
特別支援学校……
と言っても、その人には、同じで「?」でした。
こちらが、
誰でも知っていると思うことは、
時として、こちらの思い込みに当たる例のひとつです。
さて、昨日は、
養護学校の卒業式に参列させていただきました。
小学部・中学部(*年齢で、小学校・中学校に当たる)の
合同卒業式で、
卒業生は総勢約30名でした。
この子たちは、
心身にハンディキャップがあるので、
その分、社会に出て行くのには、
ハンディキャップのない人に比べ、
そのためのたっぷりとした時間が必要なわけですが、
時間があればいいというわけでもなくて、
僕の息子は、
就学前に一生を終えました。
卒業ということに話を戻すと、
〈普通学校〉の卒業式とちがい、
その子・その子で、かなりその位置づけがちがっているはずであって、
自分の思いを言葉にできない子にとって、
その担任が、
「この6年間で、○○ができました」とか、
本人は、そんなことを全く望んでもいないことを、
言葉が発せないからということで、
ご自身なりに、その子が発表したかったであろう思いを、
先読みしてしまう、
そんな卒業式になってしまうことがコワイです。
障害のある生徒は、
養護学校に勤める“先生”のために生きているわけはなくて、
6年や9年もの間、
余程の重度の子の場合は別にして、
その子の内面に、
どれだけ分け入りできたかを
卒業式は、
その答えを
出す場面であって、
この卒業式の、1人の割り当て時間が限られている中にあっても、
そやから言うて、
「この6年間で、○○ができました」は、ないやろ!
と、思うのは、私だけだったでしょうか。
何よりも、
保護者のみなさまの
卒業式の率直な感想を聞いてみたいと、思いました。
……この卒業式は、親として、感動しましたか?
……先生たちの努力を発表するイベントに映りませんでしたか?
……担任は、どんな別れを、もしくは再会の約束を、それぞれの子どもさんとしましたか?
卒業式に、
あれもこれも希望するのは、
良くないんだろうな、
と思いつつ、綴ってしまいました。








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