電源構成

2015年05月29日

日本の将来を左右する議論が、ただいま進行中です。
「安全保障法制」、そして「2030年の電源構成(エネルギーミックス)」です。
ここに「電源構成」をめぐる論点を整理してみます。

先月末、経済産業省の「長期エネルギー需要見通し小委員会」は、
2030年時点の「電源構成」の政府原案として、
▼再生可能エネルギー 22~24%
▼原子力 20~22%
▼LNG火力 27%
▼石炭火力 26%
▼石油火力 3%  などの数値を発表しました。

原発推進派・反対派それぞれから、それぞれの主張が満たされていない!との
表明がありましたが、政府原案そのものが、双方の主張の妥協の産物でしょう。
これを「打算の産物」とは、言い過ぎでしょうか。

「電源構成」と併せ、政府は「2030年の温室効果ガス削減目標」を
「2013年比で26%削減」と国内外に発表しました。
温室効果ガス削減で世界をリードするはずだった日本国にとっては、
「原発事故」の影響とはいえ、国際社会で失った威信を埋める面子の産物でしょう。
これを「見栄の産物」とは、言い過ぎでしょうか。

いずれにしても、「電源構成」に加えて「温室効果ガス削減」の議論は、
究極のトレードオフ(=あちらを立てれば、こちらが立たず)の関係にあります。
政治的思惑に振り回されず、イデオロギー論争を乗り越えて、
私たち日本国民は、日本国の未来を決める『連立方程式』に立ち向かわねばなりません。


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