都知事選

2014年02月10日

戦前の予想(?)とは、(私には)大きくちがう結末だった。
……「脱原発」の2人を足しても、当選者に足りなかった。
遠くの選挙(?)だが、(私は)有権者の気分になったりもした。
……選挙期間中、この選挙で「日本の潮目」が変わるかな?と思ったりもしてきた。
衆目を集めた「原発ゼロ!」
この間、その支持派の方から「東京での知り合いに頼む!」のメール、少なからず有り。
でも、私のメールを受けて投票を決める人って、何なん?
正直、そう思った。自分の(選挙の)場合は、棚に上げて……。
……そして、「民意」は示された。
選挙は、いつも「結果」がすべて。
東京は、近くて遠い。遠くて近い。
テレビや新聞などでしか、知るよしもないが、
ここが落とし穴!
都民もいっしょ!
マスコミによる民意の誘導……
誘導の憂き目に合う民意……
しかし、そうのたまうのは、負け犬の遠吠え。
「ワンイシュー空転」……この見出しで、読んでしまった。
これは、今朝の『朝日新聞』2面の見出し。
〈男性会社員(65)は、
「都政には他にやることがある。郵政選挙は信念を感じたが、
今回は『脱原発』の流れに乗っただけ」と冷めていた。
自営業の男性(32)は
「小泉さんは原発問題しか話さない。
『原発以外はどの候補者も同じだ』と言っていたが、それは乱暴だ」と切って捨てた〉
……終わってからでは、何でも使える。
〈演説会場では、細川氏より小泉氏の演説の方が圧倒的に盛り上がる。
それがかえって細川氏をかすませ、
『小泉さんが出ていたらよかった』との声もあった〉
……終わってからでは、何でも使える。
マスコミ批判のつもりで書き始めましたが、
おおよそは、そうなんだろうな、と思った都知事選でした。
結果や評価はともあれ、戦いを終えた上村愛子選手のような清々しさは……ないなぁ。

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