戦前の予想(?)とは、(私には)大きくちがう結末だった。
……「脱原発」の2人を足しても、当選者に足りなかった。
遠くの選挙(?)だが、(私は)有権者の気分になったりもした。
……選挙期間中、この選挙で「日本の潮目」が変わるかな?と思ったりもしてきた。
衆目を集めた「原発ゼロ!」
この間、その支持派の方から「東京での知り合いに頼む!」のメール、少なからず有り。
でも、私のメールを受けて投票を決める人って、何なん?
正直、そう思った。自分の(選挙の)場合は、棚に上げて……。
……そして、「民意」は示された。
選挙は、いつも「結果」がすべて。
東京は、近くて遠い。遠くて近い。
テレビや新聞などでしか、知るよしもないが、
ここが落とし穴!
都民もいっしょ!
マスコミによる民意の誘導……
誘導の憂き目に合う民意……
しかし、そうのたまうのは、負け犬の遠吠え。
「ワンイシュー空転」……この見出しで、読んでしまった。
これは、今朝の『朝日新聞』2面の見出し。
〈男性会社員(65)は、
「都政には他にやることがある。郵政選挙は信念を感じたが、
今回は『脱原発』の流れに乗っただけ」と冷めていた。
自営業の男性(32)は
「小泉さんは原発問題しか話さない。
『原発以外はどの候補者も同じだ』と言っていたが、それは乱暴だ」と切って捨てた〉
……終わってからでは、何でも使える。
〈演説会場では、細川氏より小泉氏の演説の方が圧倒的に盛り上がる。
それがかえって細川氏をかすませ、
『小泉さんが出ていたらよかった』との声もあった〉
……終わってからでは、何でも使える。
マスコミ批判のつもりで書き始めましたが、
おおよそは、そうなんだろうな、と思った都知事選でした。
結果や評価はともあれ、戦いを終えた上村愛子選手のような清々しさは……ないなぁ。