部落解放

2014年01月06日

今日は、部落解放同盟滋賀県連合会の「荊冠旗びらき」に出席しました。
懐かしい人との再会に、ココロがはずみました。
ホラ、いろいろありました。これまで。
ホラ、「コワイ」という先入観がありましたから。部落に。
人生の転機も、部落解放同盟とともにありました。
ですから、僕から部落解放同盟は外せません。

部落解放同盟のことを「解同」と略して言う人がいますが、
国際連合のことを「国連」と略して言うのと、チト違う感覚を
「解同」と言う言葉を耳にする度に覚えます。いま、僕は。
そう思うのは、僕の個人的経験のせいであるかも知れなくても、
敵意を込めるような語感、突き放すような語感、を「解同」という表現に感じてしまいます。
部落解放同盟に育てられた感覚が強いからかも知れません。僕には。

教師をしていた10年ほど前の話です。
僕に部落の生徒、「オマエに、部落もんのキモチがわかるか!」と迫りました。
その言葉は、おそらく、まちがいなく、その生徒の人生を賭けた言葉でした。
僕、「わからんから教えて」と答えました。
すると、その生徒、「明日からセンセイと呼んだろか」と。
……それから、その生徒が、僕のセンセイになりました。

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