親バカ

2016年03月17日

「親バカ」を記します。
以下、大学2年生の娘(今年20歳)のレポートの抜粋です。
課題は「現代日本の若者の特徴をどう考えるか」です。



「……現代の若者はスマホにかなり依存している。
電子機器に夢中な若者の多くは、世間のことに無関心だ。
若者を取り巻く問題はたくさんあるにも関わらず、多くの若者は率先して解決しようとしない。

……若者を取り巻く環境が、必然的に若者の社会に対する関心を薄くする。
その背景のひとつに、非正規雇用の増大がある。
非正規雇用の若者は、正規雇用の若者と比べてお金がない。
もっと稼ごうとすれば、時間がない。
お金も時間もない状況で、社会に貢献したいと思えるだろうか。
今日の若者は、社会に関心がないのではなく、関心を持つ余裕がないのではないか。

……現代日本の若者は、居場所を求める。
例えば、デモに参加した若者は、デモで仲間を見つけ、そこを自分の居場所とする。
デモによる本来の目的が果たせなくても、そこに居場所があることで、若者は満足できるのだ。

……若者にとっては、より良い未来を想像して、未来のために行動するよりも、
「今」をより良く生きる方が幸せなのである。

……スマホにある様々なアプリを使って、特別な日でなくても、
日常生活の些細なことや友達と居る時の写真を撮る。
写真に収めることで、後で見返すこと以上に、
写真を撮っているその瞬間、その「今」に、幸せを感じているのだ。
SNSを使って、楽しい「今」の自分を他者に発信することも、
若者の幸せの一形態に含まれてくる。

……将来何かを成し遂げるという大きな「未来」の幸せより、
身近な友達や恋人と過ごす小さな「今」の幸せを優先している若者は多い。
「今」の幸せを大切にすることも生き方のひとつであり、そのことを私は否定しない。

……私を含む現代の若者にとって、挑戦することの意味は限りなく大きい。
しかし、若者を取り巻く状況が、若者の挑戦を阻んでいる問題と、
挑戦より先に、若者自身が求めてしまう「今」の幸せという問題がある。……」



以上です。
「親バカ」にお付き合いいただいた方に、御礼申し上げます。
*写真の右が小生の娘。


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