自殺と道徳教育

2016年07月26日

「人は幸せになるために生まれてきた」と言った(という本を出した)のは、
劇作家、故:つか こうへい(在日朝鮮人)でした。


何もかも失っても、何もかもが台無しになっても、
そこを過ぎれば、人は、思いもしなかった幸せを手にするものだ。
こうした流転が人生であることを「道徳」で「教え」なければなりません。
と、僕は思っています。

自分だけが不幸のどん底にいると思っている時に、
「私だけじゃないんだ」という出逢いが、
求めれば(求めなくても)あるということを「道徳」で「教え」なければなりません。
と、僕は思っています。

自分は必要とされていないとか、そんな自分は不様だとか、
自分を責める日々が続いたとしても、
生き抜くこと自体に値打ちがあることを「道徳」では「教え」なければなりません。
と、僕は思っています。


さて、2014年のデータでは、
若者の死因のトップは「自殺」です。
15歳から39歳までの死因の第1位は「自殺」です。
ちなみに、第2位は、15歳から29歳までが不慮の事故(交通事故等)、
30歳から39歳までが悪性新生物(がん)となっています。

将来に希望・展望が持てず自殺を選ぶ若者……
若者が今の社会に絶望して死んでいく日本……
先進国の中では突出している日本です。

ところで、先日、「道徳教育」が小学校で2018年度から、中学校で2019年度から、
「教科」に格上げされるという報道がありました。
初の検定教科書も来春示されるということです。


若い世代の「自殺」に切り込み、その抑制の効力を発揮する「道徳教育」であること、
若い世代が「生きていくことは幸せである」と実感できる「道徳教育」であることを願い、
ここに一筆しました。

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