米づくり

2014年02月14日

『米づくり』……私の経験は、高校3年生(38年前)でピリオド。
★政府自民党は、昨年12月、米の生産調整(=減反)の5年後の廃止を決めた。
「減反」導入から半世紀ぶりの大転換。
・小規模・零細農家の保護を優先してきた農政からの脱却。
・競争力のある大規模農家を育てて、農業を成長産業に。
この2つがポイント。
★この「農政改革」、
「減反廃止で主食用米の生産が急増し、価格が急落する」
こんな懸念の声もある。
〈主食用米から飼育用米・米粉用米への転作を促す補助金〉を増やすが、
その効果には、懐疑的な見方も多い。
「飼料用米収穫のための機械購入が大きな負担」
という声もある。
〈この補助金〉、10アール当たり8万円。
しかし、「収穫量が全国平均以上ないと、8万円に届かない。
届かないと、農地を守っていけない」
という声も聞く。
★この「農政改革」、
〈山間地の農地を保全する新たな補助金〉もある。
それは〈日本型直接支払制度〉。
この〈新補助金〉と〈転作補助金〉で〈減反補助金〉が減っても、
農地集約で34ヘクタールなら、所得は13%増加する。
これは政府試算。
しかし、このモデルケースに届かない小さな集落からは、
「補助金が減って、米価も下がるなら、
子や孫に、農家を継いでくれ、とは言えない」
との声も聞く。
★政府は〈農地中間管理機構〉を新設し、
集めた狭い農地を、生産意欲の高い農家に貸し出す政策も打ち出したが、
この機構に持ち込まれる農地が、果たして、どれだけあるか!?
心もとない。
★もうすでに、補助金と決別している農家もある。
政府が進めようとしている「農政改革」で、
日本の農業の中心である『米づくり』に未来は拓けるか!?
とても危うい。

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