汚染ごみ……福島第一原発事故で放射性物質に汚染された「指定廃棄物」のことです。
その「指定廃棄物」、つまり、汚染ごみの「最終処分場」をめぐり、
候補地として提示のあった宮城県内の3市町が「反発」しています。
……この「最終処分場」、環境省が東日本の5県の国有地に建設を予定していた。
宮城県のほか、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、この5県。
環境省は、2012年秋に、茨城・栃木両県に候補地を示したが、
激しい「反発」を受け、〈選定方法〉自体見直してきた。
それ以降、「最終処分場候補地」の提示は、宮城県が始めて。
その〈選定方法〉……災害に対する安全性を重視し、
1.年間50万人以上の観光客が訪れる地域を除外。
2.民家や水源地への距離、
3.植物の自然度、などを点数化したものとなっています。
このことに対し、候補地として提示をうけた3市町……、
昨日のニュースは、それぞれの地理条件、これまでの経緯、報道のされ方などからの
3市長の「反発」の第一声を報じていました。
……「辺野古移設」をめぐる名護市長選挙のことが、私のなかで、オーバーラップしました。
滋賀県の「木材チップ」のことも。
「鬼はぁ~外!」でいいのか!?
衆知を集めて、越えなければならない!他人事にしてはならない!
……ただいま、フクシマに向かう車中です。
今日は、南相馬市長(再選ぬくぬく)との懇談です。
明日は、福島第二原発の建屋に入ります。
★下の写真は、福島駅から南相馬市に向かうバスの車中(川俣町を通過)で、
同行者が示してくれた線量計(の値)。その数値0.34マイクロシーベルト。
0.23マイクロシーベルトを一年間浴びると、年間被曝量1ミリシーベルトを超える。