東日本大震災、その後

2014年01月22日

昨日、1月21日から福島県に入っています。
「原発のない社会をめざす地方議員」で組織する
「グリーンテーブル(緑の円卓)」の一員として、
原子力発電事故被災地:フクシマを視察しました。
3.11東日本大震災、もうすぐ3年を迎えます。
あの日から2ヶ月後に訪問した南相馬市役所を、ふたたび訪ねました。
どこの役所でも見受ける光景が、一見そこにありました。
3.11あの日、罹災証明発行や住民対応に翻弄されていた職員の様子が、
映画のように、浮かんでは消え、消えては浮かび、しました。
南相馬市役所:復興企画部からは、震災発災直後からの現況までの間、
復旧・復興に向けた様々な課題を示していただきました。
ほら、想像に余りありました。困難を極められました。
なにせ、日本の過去に前例のない事態です。
つまり、「地震・津波・原発事故の3重苦」が一時にのしかかる事態です。
それは、住民の暮らしのあらゆる方面への迅速な対応でした。
しかも、途方もない分量への対応でした。
そこに、感情を露わにする住民に向き合う心労が加わりました。
この日も、このことに大きく変わりはなかったはずです。
ですから、説明を受けること自体に罪深さを感じました。
でも、聴き受けねば!
……若狭湾に原発15基!
この脅威から逃れることのできない湖北の「代表」です。
さて、南相馬市の現況と復興の課題は……
1.帰還をためらうこと等による人口減。
71,561人→51,550人(平成25年末)
2.その結果としての生産年齢人口の減少。
43,264人→28,917人(平成25年末)
3.なかでも、子どもたちの帰還。
義務教育で6割、高校生で7割、しかし就学前で4割。先行き深刻。
4.病院の病床(ベット)数、61%減。
……医師15%、看護師19%、医療スタッフ28%、それぞれ減。
5.介護施設の床(ベット)数、680→531。
6.放射能汚染された土砂・草木などの「仮置き場」の設置。
その選定基準・選定方法。つまり、候補地に住まう住民の合意の取り付け。
……ほかにも、寸断されたJR常磐線の復旧などの交通インフラ整備、
商店街の再生を含む市街地の再整備、などなど、苦難の前途が続きます。
自分自身の「想像力と主体性」の貧しさを苦々しく感じる時間でもありました。
★下の写真は、上記の1コマです。南相馬市議員控室にて。

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