日中軍事衝突

2014年02月20日

『起きそうで、起きてほしくない日中の軍事衝突という「妄想」』
……というタイトルの内田 樹の文章を紹介します。
前回の小生のこのブログ「反知性主義」への反応が
いつになくよかった(…正確には多かった)ので、
そやそや!と思い出したのがコレ!
『アエラ』1月20日号掲載。
私好みの抜粋です。
では、どうぞ!
「…いざ軍事衝突となると、政府も国民も
日米安保条約第五条が即時発動することを期待しているが、
見通しは不透明である。
……米政府が日中の軍事衝突を
「自国の平和及び安全を危うくするもの」と確認するかどうか、
米政府や議会が「憲法や手続きに」従って
参戦に理ありとするかどうかを予測するのはむずかしい。
……どちらが勝っても米には何のメリットもない戦争で
自国の若者が血を流すことを米国民は許すまい。
……日本国民は同盟国のこの腰の引け方を「条約違背」と取るだろう。
「こういうときに役に立たない安保条約なら、ない方がましだ」という
安保条約不要論がわき上がる。
……戦後70年続いた日米同盟はこうして終わる。
私の想像力が及ぶのはそこまでである。
この妄想が妄想のままで終わることを
年頭の祈りとしたい」
……紹介は以上です。
私、大橋の結論!
勇ましいことを言うやつは、気をつけろ!

20140220-215339.jpg