県議会議員に押し上げていただき、この1月で、2年9ヶ月。
その自覚と任務について、立ち止まって考えることが増えました。
政治の隘路(=狭くて険しい道)についてです。
批判を正しく受け止め、前へ進むことについて。
双方の利害を調整して、合意をつくることについて。
綿密な調査の上で、大胆に決断することについて。
たとえば「高校再編」。
子どもの未来を拓くため、歴史と伝統ある高校を閉じること。
たとえば「流域治水」。
あらゆる水害から住民の命を守るため、建築規制や罰則を設けること。
国政においても、
たとえば「エネルギー基本計画案」。
経産省の審議会が「原発を重要な基盤電源」に変更したこと。
たとえば「特別秘密保護法」。
その議論の深まりや採決の方法。
決められない政治から決められる政治に変わりました。が、
その一方で、決めた中身やその決め方に関心が集まりました。
政治には何が大事か!?どんな手順が必要か!?
自分のものさしで問うのではなく、自分のものさしを問うことを忘れないでおきたい。
おごらず、おもねず、おそれず、県政に臨みたい。