政治の役目

2016年01月15日

政治家の端くれとして、「政治の役目」について、
小生の現時点の考えを、表明することにしました。

「安保関連法」の成立(未だ執行はしていません)前後から
脳裏をめぐっていた考えをまとめてみました。

いまの社会を覆う息苦しさの根源のようなものについて、
議員を志すと決めた時から、ずっと考えてきたことでもあります。

そもそも「政治の役目」は「欠乏と恐怖」から
人々を解放することにありました。

ひと昔前なら、食べもの・住まいの「欠乏」であり、
戦争や病気の「恐怖」です。

時代の変化とともに、その内実に変化はあっても、
このこと(食べもの・住まい・戦争・病気等)は、同じかも知れません。

今の社会では、財源や介護人材の「欠乏」、
原発事故や異常気象の「恐怖」も加わるでしょうか。

「政治の役目」については、もうひとつ考えています。
権力を持つ側の「本質と魂胆」を見抜くということです。

安倍政権で言うなら、国民を、国家に尽くすコマ扱いにしている点です。
「一億総活躍社会」が端的です。

多様な国民を単純にひと括りにする、その発想に、憤りを禁じえません。
いつか来た道に直結する予感がします。

どこに生まれ、どこに住み、どんな仕事をしていても(していなくても)、
一定レベルの暮らしができることを追求する、これが「政治の役目」です。

こうした多様な国民に寄せる心は、
「一億総活躍社会」からは汲み取ることができません。

ここで心配なのは、「圧力」に対して尻込みする風潮、
「真っ当なこと」を言うことを自粛する風潮、その蔓延です。

政治にどうかかわっていくか、ということは、
自らの視野を広げていくことでもあります。

しかし、政治にかかわらそうとしない風潮が
権力のもくろみ「一億総活躍社会」であると考えます。

国民を思考停止に誘う「一億総活躍社会」ほど、
罪深いものはありません。

「政治の役目」……国民それぞれが、それぞれの立場から、
理想を臆することなく追い求めることができる社会をつくること。

小生が考えている「政治の役目」について、
目を留めていただいた方々の、ご批正・ご意見をお待ちしています。

*写真は、平成28年度滋賀県当初予算聴取の様子です。
右手前、背中が大橋みちのぶです。




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