挨拶

2014年03月31日

ある国の話です。
エレベーターでばったり出会った時、
そこで交わす挨拶は、「私はあなたに危害を加えない」という意思表示だとか。
「そうなんや!」と、その国のお家事情を想像し、
日本の治安の具合を思いました。
挨拶は(も)奥が深い。
私たちは、時と場と相手に応じて、
様々な挨拶を交わすことで、人間関係を整えています。
「挨拶は、相手の懐(ふところ)に飛び込むことだ」と、
誰かが言っていたのを思い出しています。
「えらい大袈裟な意味づけやな(肩凝るなぁ)」と、
その時は思って聞いていたのですが、
「ふむふむ」と、その言葉を思い出すことが、最近よくあります。
ところで、先日、娘の引越しの都合、
東京のある住宅地で、一晩過ごしたのですが、
翌朝、辺りをチト散歩した時、
すれちがった10人ほどに、こちらから挨拶したのですが、
挨拶を返してくれたのは、何とひとり!
こちらは、娘がこの地でしばらくお世話になることを心中に挨拶したわけですが、
見知らぬ相手(=私、大橋みちのぶ)が
そんなことを思って挨拶しているとは思いもよらないわけで……。
「都会は……」なんて評論しちゃダメなんだろうな。
ところで、
平成25年度も、今日で終わり。
こういう日の挨拶って、気の利いたセルフ(挨拶)、あるんだろうか。

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