「幸福度」……ブータンが幸福の理想国として話題になったことは、
記憶に新しいところです。
この「幸福度」について、
昨年、経済開発機構(OECD)から、
『幸福度白書~より良い暮らし指標~』が公表されました。
国民総生産(GDP)などにみる経済的成果や物質的豊かさに基づくだけでなく、
〈生活の質〉にかかる項目を加えて、
「幸福度」の測定を試みている点に特徴があります。
OECDは、
この指標を、単なる順位のための比較として見るのではなく、
〈より良い暮らし〉とは何で、
それを実現するための最良の方策とは何か?!
このことについて話し合うための素材として
活用することを提起しています。
ところで、日本の政治はいま、
その役目を果たしているでしょうか!?
OECDは、
〈納得と合意〉を求める手続きが、
充分に保証された〈民主的な機会や機能〉があることが、
「幸福度」を高めるために重要としています。
はたして、日本の政治はいま、
その用意をしているでしょうか!?
人は、幸せになるために、生まれてきました。
人々の幸せを、今の政治は、どれだけ叶えているでしょう!?
ひるがえって小生は、どうか!?
有権者の〈政治に対する関心や満足〉について、
どれだけ、心を留めてきたか!?
有権者の〈政策の合意形成〉について、
どれだけ、参加を促してきたか!?
「幸福度」アップのための〈政治参加〉について考えた
今日一日でした。