滋賀県の平成26年度当初予算案については、
2月11日、新聞各紙が「滋賀版」を大きく割いて報じました。
ここでは、そのボイントをお届けします。
ちとタイクツですが、県行財政の様子がよく(?)わかります。
と思います。では……
【予算総額】
一般会計の規模は、
+199億円、+4.0%で、7年ぶりに5000億円台に。
【県税収入総額】
+101億円、+7.7%で、2年連続のプラス
そのうち、
【法人二税】*法人二税とは、法人県民税と法人事業税
+68億円、+21.8%で、2年連続のプラス
また、それ以外の【個人県民税や自動車税など】
+33億円、+3.3%で、3年連続のプラス
また、
【地方交付税】
+82億円、+7.6%
【臨時財政対策債】*県が国に代わって発行する債費(=借金)
-50億円、-10.0%
……これらを合わせた
【一般財源総額】
+183億円、+5.9%
一方、財政不足への対応のため、基金(=貯金)の取り崩しが56億円。
*基金とは、財政調整基金と県債管理基金
【県債発行額】
5.7%減の808億円。
(ピーク時1992年度847億円の5分の1)
平成26年度末の県債残高見込み額は、143億円増の1兆799億円。
県民1人当たりに換算すると、
前年比1万4836円増の76万2102円……の借金になります。
これらの金額……目の前に“札束”を置いて、議会で“審議”すると、
緊張感もずいぶんと違うだろうなぁー、と毎年思います。
以上、【歳入の巻】でした。
で、【歳出の巻】については、次回にお送りします。