政府・自民党の力づくの「安全保障法案」成立に向けた暴走に、
国民の不安と憤慨が、ますます高まる中にあって、
8月19日付けの朝日新聞の『平和のすがた・戦後70年』が目に留まりました。
「格差を固定化する平和な社会は、戦争によりリセットされるべき」
という若い世代の一部にある〈平和感覚〉にです。
この手の考え方は、反知性主義の典型です。
さて、こうした志向ついて、
「世代交代が起きる半世紀が〈平和の有効期限〉で、
それをすぎると、平和は、ある種の〈退屈感〉を生むのは避けがたい」と、
識者がコメントを寄せていました。
続けて「その〈退屈〉が次の戦争を〈防ぐ力〉を削ぐとしたら、どう乗り越えればいいのか」、
と問題提起を添えています。
伝えたい戦争の悲惨さ・平和の尊さが届かない……
始めたいこと、
彼らの置かれている環境を過不足なく見ること。
虚心坦懐に彼らの声に耳を傾けること。
「一緒にがんばろう!」と声を掛け続けること。
写真は、平和祈念滋賀県戦没者追悼式。壇上は三日月滋賀県知事。