日を追うにつれ、関心が高まりつつある……
6月26日告示、7月13日投開票、の
滋賀県知事選挙。
只今、『嘉田県政を検証する県民のつどい』に参加しています。
現職:嘉田由紀子さんご本人が、その胸の内を語る前に、
基調講演として、元滋賀県知事:武村正義さん。
続いて、分野別政策検証として、
1.医療・福祉・子育ての観点から、県医師会:笠原吉孝さん
2.琵琶湖・住民参加・共生社会の観点から、菜の花プロジェクト:藤井絢子さん
3.教育政策・公共事業・地方自治の観点から、滋賀県立大学:大橋松行さん
どなたからも、
おそらく(聞こえを配慮した?)苦言を織り込みながら、
かつ、嘉田さんへの肩入れにかかる他者の目を意識しつつ、
結論として、評価の高い総括が表明されました。
この手の集会、
当然のことながら、主催者の意図(への誘導)が働きます。
心したいのは、気の合う者同士の意気投合です。
このことは、常に、私が自戒していることです。
そこでこの集会、ん~ん、この範囲内でした。
そうこう思っているうちに、
嘉田由紀子さん、登場です。
……
しばし、耳を澄ますとします。
……
嘉田さんの話のポイントです。
まず、実績。
環境社会学者の嘉田さんにとって、
その得意分野を取り上げての自己評価でありました。
それは、自画自賛とも言えるものでしたが、そのクォリティーの高さには脱帽です。
次は、指針。
政治家の役目は、社会の進む方向を指し示すことです。
嘉田さんは、つい先日、国が示した「エネルギー基本計画」をぶった切りました。
「0点!」と。
次は、政治そのもの。
地方自治のあり方・あるべき姿について、
換言すると、地方分権についての政治理念を表明されました。
会場からは、
質問・意見が矢継ぎ早に出ました。
「放射性木材チップ問題への対応」についての質問に対しては、
「時に、社会の混乱を避けるため、情報の非公開という手段を取らざるを得ない」
と、武村正義さんがフォローされる場面もありました。
明朝の新聞各紙をお楽しみに。