原発と人間

2014年03月07日

経済を守って、人類が滅びたら、元も子もない。
守るものの価値基準は、
目の前のたちまちの社会か!?
胸を張って子や孫に渡すことができる社会か!?
……
もはや、原発のない時代に、私たちは生きることができない。
パンドラの箱は、もう開けてしまった。
認めたくなくても、認めるところからしか、
次の一歩は、ない!
……
「文明が進むほど、災害の規模は大きくなる」
これは、寺田寅彦の言葉だ。
この先見的警告は、
今に、鮮烈だ。
……
原発再稼働に向けた準備が着々とすすんでいる。
安倍政権は、
「安全性が最優先」の枕言葉を遣うが、
とどのつまりは、
貿易赤字が拡大!電気料金が上昇!などと、
原発停止の弊害を列挙し、
早期の〈再稼働〉に、結論をもっていく。
日本経済に大きなマイナス!企業の死活問題!を連呼し、
「受け」をねらう。
……
原発0で、
この冬を超えることができた。
原発との決別を決めれば、
これまでの原発への投資を
再生可能エネルギー(の開発)に振り向けることができる。
……
政治家の誠意とは!?
政治家の矜恃とは!?
いったい何か!?
政治家の端くれ(=大橋みちのぶ)は、思う。

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