経済を守って、人類が滅びたら、元も子もない。
守るものの価値基準は、
目の前のたちまちの社会か!?
胸を張って子や孫に渡すことができる社会か!?
……
もはや、原発のない時代に、私たちは生きることができない。
パンドラの箱は、もう開けてしまった。
認めたくなくても、認めるところからしか、
次の一歩は、ない!
……
「文明が進むほど、災害の規模は大きくなる」
これは、寺田寅彦の言葉だ。
この先見的警告は、
今に、鮮烈だ。
……
原発再稼働に向けた準備が着々とすすんでいる。
安倍政権は、
「安全性が最優先」の枕言葉を遣うが、
とどのつまりは、
貿易赤字が拡大!電気料金が上昇!などと、
原発停止の弊害を列挙し、
早期の〈再稼働〉に、結論をもっていく。
日本経済に大きなマイナス!企業の死活問題!を連呼し、
「受け」をねらう。
……
原発0で、
この冬を超えることができた。
原発との決別を決めれば、
これまでの原発への投資を
再生可能エネルギー(の開発)に振り向けることができる。
……
政治家の誠意とは!?
政治家の矜恃とは!?
いったい何か!?
政治家の端くれ(=大橋みちのぶ)は、思う。