先入観

2014年04月10日

〈判断〉を誤らせるもの、それは、
憎しみ、悩み、焦り……、
そして「先入観」だと思います。
最近では、『袴田事件』にかかる〈判断〉に、それが見られるでしょうか。
いま話題の、小保方さんや理化学研究所の〈判断〉にも、
この「先入観」とやらが、紛れ込んでいたとしたら、
それは、科学の名にもとることになるでしょう。
この「先入観」、
3.11東日本大震災においても、
そして、その後の対応においても、
もっと言えば、
日本の存亡においても、
「先入観」は、キーワードになってこようかと、思っているところです。
「先入観」を持ったままだと、
過去の出来事や価値観から、自分に都合の良いところだけを抜き出し、
独りよがりな事象解釈や偏った思想形成に陥る危険性が出てきます。
たとえば、
「祖国を愛す!」と声高に叫ぶことは、
諸外国との軋轢を生み、返って日本を危うくすることにもなりかねません。
バランス感覚が、皆の中に、よほどしっかりしていないと、
独善が跋扈し、幅広い視座からの議論が打ち消されてしまうことにもなります。
「先入観」は、さほどに厄介なものです。
そもそも、
新しいもの〈=新しい考え方・やり方〉を取り入れる時には、
古いものが〈上書き〉され、消し去られないか、
細心の注意が必要です。
飛びつきたくなる考え方・やり方の中に、
「先入観」が潜んでいるかも知れないからです。
「先入観」を捨てて、事物に向き合っていきたいと思います。
★写真は、丘の上の墓地。桜がとてもキレイでした。

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