新年度(平成26年度)予算を審議する今、
県議会2月定例会は、
只今、予算特別委員会(3月3日~19日)を設置し、
集中質疑の真っ最中です。
私は、全体質疑で登壇し、
医師不足・看護師不足と合わせて
介護士不足が深刻化している県北部の実態を訴え、
新規事業「福祉人材バンク」について、県当局の考えを質しました。
以下、Q&Aでお届けします。
Q.介護人材の確保・定着の実績と課題を問う。
A.今年度の実績は、1月末時点で、544人を紹介。
198人が就労に。しかし、県福祉人材センターにおける
求人倍率は、1月末時点で、約5倍。
とりわけ、県北部の求人倍率は、8~9倍で。
県北部に、福祉人材バンク(人材センターの支所)の新設で対応。
Q.定着にかかる課題とは、具体的に何か。
A.業務実績の適性な評価が賃金改善や昇格に反映されるような
整備が課題。県としては、人材育成コンサルタントや公認会計士
などをアドバイザーとして派遣し、職場環境の改善を支援。
Q.市町との連携はどのようにしていくか。
A.市町と連携・協力して、就職説明会や定着に向けた職員研修を
開催している。
Q.県北部の現状打開に、福祉人材バンクには、どんな効果が期待できるか。
A.県北部の求人者や求人事業者にとって、飛躍的にアクセスが改善される
と考える。ここを拠点として、高等学校への訪問や、事業者の開拓、職場体験
を拡大するなど、よりきめ細かな事業展開が可能となる。
……以上、県執行部答弁を受け、
今後のこの事業の実効性を、しかとチェックしていきたいと考えています。
みなさまからのご意見・ご要望、お待ちします。