空恐ろしい話を、今回お届けします。
いや、お届けしなくてはなりません。
「マイクロプラスチック」です。
生態系への悪影響が懸念される
直径5ミリ以下の微細な(=マイクロ)プラスチックが
琵琶湖の広い範囲で浮遊していると
京大の研究チームが発表しました。
これまで日本周辺の海域で確認されていましたが、
京阪神の「水がめ」である琵琶湖で確認されたことに
思わず戦慄しました。私は。
河川や湖岸から流れ込んだレジ袋などのプラスチック製ごみが
波や紫外線で砕かれて拡散したのが
マイクロプラスチックです。
怖いのは、それが回収不能ということです。
そのマイクロプラスチックは、
魚や鳥がえさと一緒に飲み込み、
それを食べる人間にも影響が出ると心配されます。
調査結果はというと、
琵琶湖の表層水1立法メートル当たりから0.35個、
湖底では、乾燥した泥10グラム当たり4.6個が見つかったといいます。
ちなみに、
大阪湾の表層水1立法メートル当たり0.94個、
海底では、8個ということでした。
積もり積もれば……
この先、琵琶湖は……
人体への影響は……
空恐ろしい!と思いませんか。