ウソをつくということ

2016年02月20日

昨日の衆議院予算委員会での「現首相」と「前首相」との討論、
それは見応えがありました。
「野田氏に一本!」、は、小生だけでしょうか?

2012年11月(当時、野田首相・安倍総裁)の「約束」について、
昨日、野田氏は「国民にウソをついたことになる」と、
消費税増税と引き換えの、身を切る改革(=議員定数削減)についての
安倍首相の「不作為」を質しました。

野田氏の指摘に対して、安倍首相の答弁は、終始かみ合わず、
弁解がましく聞こえたのは、小生が民主党党員だからでしょうか?

「民主党はウソつき」……下野した民主党への風当たりは、まだ続いています。
子ども手当、個別所得保障、高速道路無料化……福祉・経済への一石に
国民は大きな期待を寄せました。

しかし、そこに、東日本大震災の発災。
民主党は、ウソをついたのではありません。
結果、ウソになったのです。
国民に問いたいと思います。
「がんばろう日本」では、なかったのですか?

政治家は、公約を掲げます。そして、その実現の結果を問われます。
「ウソをつく」のと「ウソになった」、そこんところは、全然ちがいます。
安倍首相が打ち出す、勇ましい「約束」の数々は、今、どうでしょう?
小生の言い分は、屁理屈ですか?

政治家の言動の「軽さ」「薄っぺらさ」が、やけに露呈している現在、
この投稿に目を止めていただいた方の、ご意見・ご批正をお待ちしております。

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