いのちを守る

2014年03月22日

「いのちを守る」、
これが政治の最優先課題です。
「いのちの危険」には、
深刻な病気・交通事故など、様々ありますが、
自然災害も、それに当たります。
近年の頻発する異常気象は、恒常気象と言えるほどです。
……「想定外」という言葉は、定着しました。
この「想定外」の意味するところは、
自然災害でいうと、
「自然の猛威は、人間の努力に合わせてくれない」ということです。
下の写真をご覧ください。
私が住まう高月町雨森の近くを流れる高時川です。
分かりにくいかも知れませんが、
天井川(てんじょうがわ)です。
天井川は、〈川の外〉より〈川の中〉が高いという川です。
ですから、
集中豪雨になれば、
天井川は、
越水(えっすい=水が堤防を越える)や
破堤(はてい=堤防が破れる)
という水害の心配・危険が、
そうでない川に比べて、格段に高まります。
ですから、
天井川については、
そうでない川より優先して、
河川責任者である滋賀県は、その権限の範囲の中で、
河川改修・護岸工事を行ってきました。
そして、今も行っています。
そこで、河川整備計画です。
この計画……
治水(ちすい=水害を治める)の観点からは、
こうした現状をつぶさに検証し、
あらゆる水害の危険性を予見し、
付近住民のご意見を賜わりながらつくる
水害から「いのちを守る」ための
国土交通省とともにつくる計画です。
『丹生ダム建設中止』が、
事実上決定された段階にある今、
河川整備計画は、
ようやく、本格的に着手できるようになりました。
このことについても、
ご理解賜れば、幸いです。
……今夜は、長浜市虎姫地区で開催された
「県・流域治水の推進に関する条例案」の
地元住民説明会に、出席して参りました。

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